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田舎へ移住の問題点はズバリ自治体の破綻リスク!これからは都市近郊の「トカイナカ」ですよ。

社会保障などの費用がさらに増加、日本政府の財政破綻を危惧する声も出る中で地方交付金の割合が大きすぎるのは問題ですよね。

田舎に住みたい!と思って田舎に移住する人が増えているようです。僕もその一人で、今は福岡市内の郊外にすんでいます。さらに田舎への移住も考えてみたのですが、ちょっとまてよ?と思ったんです。今は、現在住んでいる場所で生活を田舎っぽくしようと考えているんですが、一体なにが「ちょっとまてよ?」になったかというと、20年後、30年後のことを考えてみて、ちょっと待ったんです。

財務省のデータによると、平成27年度一般会計で一番大きな支出は社会保障関係費の32兆円、次に大きいのが地方税交付金等で約15.3兆円。税収が57.6兆円、その他収入が4.7兆円、収入が約62兆円にたいして、社会保障費と地方税交付金だけで一般会計支出の76%以上を占めているんです。ちなみに、みんなが無駄遣い扱いする公共事業は6兆円弱、防衛費は約5兆円。

これが今の状況で、これからさらに地方は都会以上の高齢化にさらされ、国も地方も社会保障費が急増していきますよね。労働人口は減少してきますから、このまま日本経済は縮小傾向、税収が減る中で地方税交付金なども減少・・・そうなると、どうなるんでしょうねぇ。

で、地方自治体の現状は、

地方交付税という形で、借金まみれの国に依存しています。

いまは地方創生の掛け声で十分な予算が確保されていますが、このまま社会保障費が増大していったとき、果たして今の水準で地方税交付金が維持されるのか、今の金額でそもそも足りるのか、どうにも不透明すぎて怖いでしょう。

そういえば、地方自治体の財政破綻はなぜ起こるか。夕張のケースでは、どうやら市民に責任があるようです。

役所がうまくやってくれるだろうと、役所の自律性に「お任せ」することは、問題解決にはつながりません。間違いなく状況を悪化させます。

【元県庁職員が行く!】夕張レポート(前編)より

地方でよく聞きますよね「市が」とか「県が」とか。要するに、地方の活性化の現場で行政が表に出てるところは危ないという事です。なぜって?本来民間がやるべき仕事を、市民が行政に「お任せ」してるから、役所が本業である行政運営以外の事をしてるんです。行政はそんなことをする組織じゃないし、仕組み的にもなってない。

その結果どうなるか。

まとめると、夕張の破綻を防ぐためには、市民や議会が民主的な統制を働かせ、「夕張のために働く」市長や役所を止める他なかったということです。

【元県庁職員が行く!】夕張レポート(前編)より

市長も役所も、みんな「地元をよくしよう」と本気で思っていました。いや、一般市民よりもはるかに危機感を持って頑張ったんだと思います。結果、そのことが財政難を招き、最後に破綻してしまったとは皮肉な話しです。市民は市の財政状況をよく監視しながら、市の事を考えてくれてるのはわかるが進む方向はそっちじゃない!と、市長を止めるべきだったんですね。ちゃんと収支バランスを考えて、利益の見込める事業をさせなければならなかった。

ありますよね、観光施設で維持費が年間数千万とかいう赤字施設。

特に、収益ベースで考えずに、来館者数が〇万人とか、参加人数が〇万人なんて言ってるところが危ない。人が来たのは分かるけど、結果的に収支は赤字?黒字?どうなの?が無いなんて、税金で事業をしていながらふざけてます。結果として大手広告代理店や旅行会社がもうかって、地方は人が来たと大喜びしてるけど大赤字なんてのはザラにある話。そこを市民が突っ込まないような地域、一緒になって騒いでいるような地域は危なすぎる。

夕張市は炭鉱が閉山したあと、観光振興に努めました。とにかく積極的に、炭鉱の次は観光を主要産業にしようと頑張ってたんですね。で、頑張りすぎて破たんしたという事です。なので、役所が前面に出て観光メインに取り組んでいる自治体は危ない。

僕も観光関連の仕事をしていた事があって、まあ、旅館の営業とか企画運営を担当しながら、いわゆる町おこし系のイベントなんかを主宰する団体とかに顔を出していたのです。が、そこそこ有名な観光地でも、観光で地域経済を再生するのは無理だと思いましたね。ある会合で、人なんて来るわけないじゃないか、観光で街がよくなるはずがない、イベントなんてやったって無駄ですよ、それよりも地域の物を外に売りに行く商社を作りましょう。お金が来ない(観光客が来ない)なら、自分たちが(お金が)ある場所に出て、そこから(商売して)持ち帰るしかないでしょう。僕は営業で10年以上やって来たし、バイヤーで海外に仕入れに行ったり、法人営業も店舗運営も、飲食店の店長もやったことがあるので協力してもらえればイロイロやるよ。といったら誰にも相手にされませんでした。

彼らは口を開けば「行政が」とか「市が」とか「県が」というんです。なんでって?自分たちがお金を出さずに宣伝してくれたり、パンフ作ってくれたり、観光客の交通費を一部負担したり、とにかく税金でなんかやってくれるから。自分たちの懐を傷めずに、いろいろやってくれるんですよ。なので、自ら投資し、リスクを負って何かをしようなんて気はさらさら無くて、税金という事も忘れて行政の負担にぶら下がって甘い汁を吸う気まんまんなんです。そんな連中が、地域をどうにかできるはずがない。せいぜいイベントやったり、アニメやゲームとコラボして賑やかして終わりなんですよ。

民間企業が存在感を失っている田舎は、もはや終わってるわけです。

いずれにしても、行政には地域を再生させたり活性化させるような能力もないし、そんな役割を果たすような組織じゃないんです。そういうのは民間がやる話で、行政は地域のために頑張る民間企業が円滑に業務を進められるように制度を整えたり、許認可が絡むようなら行政間での調整をしたり企業にアドバイスをしたり、ファイナンスで有利になるように支えたり、そういうのが本来の役割じゃないですか。

ということで、やっぱり過疎化で苦しんでいる地方には、そうなる理由がある訳で。そもそも、その地方を一番知る地元の人が真っ先に都会へ逃げ出している。そんな不安定な場所へ、本当に行っても大丈夫なの?と考えたんです。

そこで自分が住んでいる場所を考えたときに、わざわざ極端な田舎へ行かなくたってココで田舎暮らし出来るじゃないかと気づいたんです。

家の周りはこんな風景ですよw

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農産物直売所が近くに2軒あったり、農家の軒先には野菜が売られています。これでも立派な福岡市内ですからね。

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地方都市って、中心部から30から40分自動車で走れば、十分田舎なんですよ。最近では都会と田舎のいいとこどりが出来る「トカイナカ」なんて言われているそうですが、都会的な生活も田舎的な生活もシーンによって選択しながら両立できる場所が福岡市内や近郊にはあるんですよね。よって、ここで田舎暮らしを実践しよう!と決めました。

「福岡市郊外で実践!トカイナカ暮らし」スタートします。

具体的には博多駅から半径20km圏内。博多駅から自動車で1時間以内の地域で、田舎的な生活を目指して実践していきます。

今の僕は郊外の田舎的な場所で、非正規のサラリーマンという都会的な生活をしています。この生活に農業などを取り入れて田舎的な生活にしていくことで、会社に依存した都会的な生活から複数の生業で収入を得る自立した田舎的生活への転換を目指してます。サラリーマンを前提とした都会的生活というのは、要するに社会への依存。自立出来ないから、都会という社会基盤の整った場所に集まる。田舎で暮らすには、自分の食い扶持は自分で稼ぐという自立した生活が求められると思うんです。ただ、誰でもイキナリそこへは行けないわけで、まずは社会に依存した都会的な生活で基盤を固め、少しずつ生業を作り自立できる体制を整えていくことが必要だと思うんですよね。

ここ福岡ならそれが十分可能なので、都会で消耗した人たちの参考になればいいなと考えています。一から十まで、僕の活動をこのサイトで実況していきますので、福岡で実践する「トカイナカ暮らし」興味がある人は是非お楽しみに。そうじゃない人は、無視してください。ネットの記事なんて、内容に価値を見いだせない人にとってみればチラシの裏に書いた落書きみたいなものですから。

先々の事を考えると、自分が高齢者になったら都会的な場所じゃないと不便です。通院とか買い物難民なんて言われて、若い人の負担になるのはやっぱ嫌ですから。元気なうちは田舎的な郊外に住んで、歳をとったら地下鉄などの交通機関が充実した都市部へ住み替えというのが理想的なのかもしれません。福岡なら、ちょっとバスで数駅の差しかありませんからね。そういう点でも優れています。

これからの地方移住とか田舎暮らしは、地方の拠点都市近郊の郊外地域がホットスポットになりますよ。過疎化で苦しむような本格的な田舎は、益々追い詰められて悲惨な状況になるでしょう。地方都市の郊外なら通勤圏内に都市部があるので、移住もし易い。とりあえず僕みたいな非正規ならいくらでも仕事がある。そこで生活を支えながら、少しずつ田舎的な部分を取り入れて段階的に自立すればいいんです。

福岡は住んでみてとても良い環境だし、トカイナカという言葉が生まれた京都なんかも良いようです。とにかく、田舎暮らしに興味があったら、ぜひ一度、地方の拠点都市を候補に入れてみてはいかがでしょう。かなりハードルは下がると思いますよ。

またここなら、少なくとも自分が生きている間は、自治体の破たんリスクとは無縁でいられそうですしね。




 

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