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「十日恵比寿神社」博多のえべっさん!商売繁盛の神様と福岡の英雄が残した足跡

博多の恵比寿様、商売繁盛の神様が祀られた神社「十日えびす神社」

商売繁盛の神様「恵比寿様」と言えば、商店主や経営者がお参りするイメージがあります。けどね、サラリーマンも商売人なんですよ。自分自身を商品にして、労力や時間、能力を会社に買ってもらう事で報酬を稼いでいるんですから。

よく給料を貰うという人が居ますが、働いてお金を「貰う」と考える人と「稼ぐ」と考えている人では、全く根っこの部分が違います。

前者は受け身で仕事に取り組んでいる人、発想が常に受け身。よくいますよね「やったことが無い」を理由に、出来ないと決めつける人。あるいは、考える前に「教えてもらってません」という人。そんな受け身ではいい仕事が出来るはずがありません。自分の人生の行く末を会社に依存しているんですよ、目の前にやることを用意してもらい、やり方を教えてもらえないと何もできない。そんなんじゃ会社が傾けば、また依存する先を探さなければなりません。

逆に後者であれば、お金を稼ぐ手段は一つでないわけですし、積極的に仕事をこなして稼ぐことができます。会社に不満があるならよりいい場所に転職するなり、自分で稼ぐなり、会社の給料+自営業という稼ぎ方もできます。自分の人生を経営して生きている人で、自分自身をプロデュース出来る。そういう人は、どんな状況からでも自力で立ち上がることが出来ます。やったことがない事が目の前に現れても、出来ないという前に「どうすれば出来るのか」を考えて、出来る事から行動できる人です。

両者を比べるとどうでしょう、心構えと行動で結果は大きく変わるはず。考えなくても分かる事ですよね。

と、余計な話しをしましたが、商店主や経営者でなくとも「お金は稼ぐもの」と考えてサラリーマンしている人は皆「商売人」なんですよね。で、そんな商売人の信仰を集めるのがここ「十日恵比寿神社」です。

場所は福岡県庁の前、東公園の中にあります。写真は福岡県庁展望フロア「福岡よかもん広場」から見た十日恵比寿神社。

十日えびす神社1

広大な東公園

十日えびす神社2

東公園の南の端にあるのが「十日恵比寿神社」です。

十日えびす神社3

おぉっ!まだいたんですね、セアカゴケグモ。毒蜘蛛ですからね、皆さん注意してください。

十日えびす神社4

バッチリ「十日恵比寿神社」と書かれています。

十日えびす神社5

参道を進んでいきます。

十日えびす神社6

この神社は1591年、千代の松原(当時県庁周辺は松原でした)で恵比寿像を拾い上げたのが起こりと言われています。毎年、正月10日を正大祭とし、8日からお祭りが催され多くの参拝者でにぎわいます。

鳥居の手前にある燈篭の袂に、案内看板がありました。

十日えびす神社7

鳥居をくぐると石柱と注連縄。福岡でよく見かけるスタイル。

十日えびす神社8

大きな庇のある拝殿ですね。

十日えびす神社9

こちらは手水舎。お参りの前に、まずお清め。

十日えびす神社11

よくみると鯛ですよ、これは目出タイ。まあ、お約束っぽいので言っときましょう。

十日えびす神社12

拝殿の前へ、庇というより屋根が付いていますね。

十日えびす神社13

立派な注連縄です。

十日えびす神社14

さすがに広い拝殿。それではお参りを・・・

十日えびす神社15

ついでに、おみくじがあったので引いていました。博多は50円のみくじが多いんでしょうか、ぼくが引いたときは50円でした。

十日えびす神社16

さて、結果はどうなるか・・・

十日えびす神社17

キターーーー!

商売繁盛間違いなし、大吉が来たーーッ!

いやいや、前回大吉を引いたのなんていつでしょう、思い出せなくらい前の事。これは今年は来ますかね、ぼくの時代が来ますかね、ねぇ、神様教えて!

十日えびす神社18

大吉のクジに書かれていることを読んでみました。なるほどね、サラリーマンで昇進だけはしたくないなぁ。もう管理職はコリゴリ。というか、正社員や公務員なんて、もう二度としたくない。

十日えびす神社19

いやいや、幸先いいねぇ。ちょっと浮かれ気分。上機嫌で拝殿前から周りを見渡してみました。拝殿のスグ横にあるのは、お守りなどが売られている「授与所」ですね。

かなり年季が入っていて、とっても雰囲気いいですよ。

十日えびす神社20

そして入って来た鳥居。すぐ近くにありますね、多くの人でにぎわう有名な神社なのに狭いんです。

十日えびす神社21

授与所の所へ行くと、拝殿前のみくじより高価なクジが売ってました。やっぱご利益も金次第?

十日えびす神社22

授与所から更に奥、本殿のほうへ歩いて行きます。正面が十日えびす神社の本殿。

十日えびす神社23

社務所から授与所方向を撮影してみました。

十日えびす神社24

そのまま本殿裏の入り口から外へ。ここは裏門になるのでしょうか。

十日えびす神社25

それほど大きな神社ではないのですが、とても綺麗に整備されていて大切に守られている神社だと感じます。また、古い面影も残っているので、趣のある和の空間。日本古来の土着信仰が発展してきた場所ですから、日本人は神社に行くと落ち着くようになっているのでしょう。

裏門から再び境内に入り、来た道を戻ろうとすると・・・ふと、石柱の文字に目が止まりました。「陸軍大将 男爵 立花小一郎」誰それ?

十日えびす神社26

陸軍大将なら相当な人物ですから、ググれば必ず出てくるはずとスマホで調べてみました。すると、この人はとんでもない経歴の持ち主ですよ。まあ、とんでもなくなければ、大将などなれないのですが。

生まれは三池藩(現大牟田市)家老の家に生まれたそうです。陸軍士官学校、陸軍大学校卒業後、日清戦争で第一軍参謀として出征し、その後オーストリアに留学。あのポーツマス講和会議に全権随員として随行し、アメリカ大使館付き武官。日露戦争では第4軍参謀副長。他にも様々な役職に就きながら、朝鮮駐剳憲兵隊司令官兼朝鮮総督府警務総長。さらにさらに、ロシアと正面から向き合う最前線、あの関東軍司令官も務めています。経歴は主なものだけでだいぶ端折りましたが、軍人として出世街道まっしぐらの超エリート。地元の英雄クラスの人ですよ。

予備役編入後は・・・なんと第10第「福岡市長」になっています。そういえば、対になってるもう一方の石柱。大正13年11月と書かれています。立花男爵が福岡市長になったのは大正13年8月ですから、福岡市長時代に建てられたものですね。

十日えびす神社27

県庁に来たついでに立ち寄ってみたんですが、さすが多くの信仰を集める神社。ちょっと参拝しただけでも、思わぬ偉人の足跡を見る事が出来ました。こういう発見があるから、街を見て歩くのは楽しいんですよね。

という事で十日恵比寿神社、よりよい人生を歩むために、自らの人生を自由に生きるために、自分の人生をうまく経営していけるように「商売繁盛」を祈願してきましたよ。ぼくは貧乏ですからね、頑張って稼がなければ好きなことが出来ないんです。まずは週5のフルタイムで働く非正規労働を、週4、週3と減らしていけるように頑張らねば。

以上、商売繁盛を祈願しに十日恵比寿神社へ行ってきました!レポートでした。

「十日恵比寿神社」

MAP:福岡市博多区東公園7−1⇒ Googleマップへ



 

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